「番外編」日本旅行業協会が総合旅行業取扱管理者試験の合格率を公表!!

のりもの全般

今日はいつもののりものネタではないが、番外編として総合旅行業取扱管理者試験の合格率について取り上げたい。

旅行業取扱管理者とは?

まずはこの資格なんぞやという方のために、簡単に旅行業務取扱管理者について説明します。

旅行業務取扱管理者は、旅行業界で働くために必要な国家資格であり、旅行分野のプロの証でもあります。

この資格は一度取得すれば一生涯有効で、旅行業界では保有していて損はありません。

また、旅行会社は各営業所に必ず1人以上の旅行業務取扱管理者を選任しなければならないということが、法律で定められています。

旅行業務取扱管理者は3種類ある!?

旅行業務取扱管理者と一言で言っても、実は総合、国内および地域限定の3種類の資格があります。

それぞれ、旅行業界のプロの資格ではあるのですが、取り扱える範囲が異なるのです。

取り扱える範囲って何!? と思われる方もいるかと思いますので簡単に説明します。

①総合旅行業務取扱管理者は「海外・国内旅行」を取り扱うことができます。

②国内旅行業務取扱管理者は「国内旅行」を取り扱うことができます。

③地域限定旅行業取扱管理者は「営業所の地域限定旅行」を取り扱うことができます。

どの資格も簡単に取得できる資格ではありませんが、しっかりと勉強すれば取得が難しいこともありません。

私も学生時代に総合旅行業務管理者資格を独学で取得できました。

総合旅行業務管理者の合格率は!?

ようやく本題にたどり着きましたが、今年度の合格率は40.7%で受験者は10,378人、合格者は4225人でした。

例年よりも合格率が10%程度高かったとのことです。

まとめ

旅行業界は、航空業界や鉄道業界よりもさらに苦境に立たされている。というのも旅行業者は手数料を収入源にしており、普段から儲けが少ない業種だからだ。

私も国内旅行を取り扱う部署に在籍したことがあったが、やはり旅行者が多く繁盛していた時代でも儲け少なかった印象がある。

また、昨今のスマホやインターネット環境が整っている中で、わざわざ店舗へ足を運んで旅行を手配するよりも、家でスマホ片手に簡単に予約する旅行者が大半になっている。

業界最大手のJTBでさえ、115店舗を閉鎖し、グループ社員を6,500名も削減すると先日発表しているのだ。

非常に厳しい状況はわかっているけれど、早く事態が収束に向かうことを願うばかりである。

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