今日は日本の鉄道業界にも影響を及ぼすかもしれない、海外の高速鉄道計画が中止というニュースが目に入ったので取り上げたい。
TANG DYNASTY 1/400 16cm マレーシア航空 Malaysia Airlines エアバス A380
マレーシア~シンガポール高速鉄道計画とは
そもそも何の話という方もいると思うので、簡単に説明したい。
東南アジアのマレーシアの首都クアラルンプールからシンガポールまでの約350キロを高速鉄道によって1時間半で結ぶ計画でした。ちなみに車だと4時間以上かかっているようです。
日本で350キロの距離は東海道新幹線の東京~名古屋間と同様の距離感であると思っていただければわかりやすいと思います。ちなみに東京~名古屋間は営業キロで366キロとのことです。。


計画の撤回理由
当初計画によると2026年の開業を予定していましたが、近年のマレーシアの財政状況が悪化していることから、予定していた入札を中止するなど計画の延期を繰り返していたが、コロナの影響がダメ押しとなり計画の撤回となりました。
日本への影響は
まだ入札前の段階であったので、日本企業への影響はないようです。

まとめ
昨年マレーシアの首都クアラルンプールを訪れた際には、高層ビルがあちらこちらで建設中で発展が目覚ましい都市でした。
夜中に一人で繁華街を出歩いていても全く身の危険は感じませんでした。インドネシアのジャカルタは、夜の一人歩きは危険な空気が漂っていましたが。
都市の交通は電車、地下鉄、モノレールと整備されており、無料の循環バスやタクシー、東南アジアでは定番のGrabと移動手段には困りませんでした。
日本人の住みたい国ランキング上位のマレーシアは、一度訪れる価値は十分にありますよ。
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