JR東日本によると、8日午後4時40分ごろ奥羽線の普通列車が空転し、その影響で山形新幹線上下6本が運休となったと発表した。
空転を起こした普通列車は赤岩駅~板谷駅間を走行中に上り勾配で空転を起こしたため、庭坂駅まで引き返し、2時間半近くたった午後7時すぎに運転を再開した。
空転にはいくつかの原因があるが、今回は葉っぱを巻き込んだことで、車輪が空転してしまったことが原因のようだ。この他の原因として雨や降雪によるものや、大量の虫などを踏んでしまった際にも発生することがある。
車のタイヤと違い、鉄道は走行するための車輪・レールともに鉄のため、摩擦係数が低いため空転を起こしやすいのだ。
また、空転を起こしやすいのは、貨物を引く機関車や運転本数がすくなく短編成の路線だという。
以前、115系で中央本線で小淵沢まで旅行した際に、モーター音が高くなっているのにスピードが上がらないことがあったが、それはきっと空転していたのだろう。
コメント