12月4日午前11時ごろ、東武東上線霞ケ関―鶴ケ島駅間の踏切で下り方面の準急電車が倒木と衝突する事故が発生した。
先頭車両の前面ガラスが割れ、また3両目と6両目のパンタグラフも破損した。
当時乗車していた乗客と乗務員約100人にけがはなく、乗客は現場近くの鶴ケ島駅などに降車誘導された。
この事故によって上福岡―小川町駅間の上下線で約4時間にわたり、運転を見合わせた。
東武鉄道によると、現場付近で業者が伐採作業中に木が線路内に倒れこみ、走行中の電車と衝突したということだ。
以前勤務していた鉄道会社で倒木現場に出動したことがあるが、思いのほか重量があり枝でも一人では尾も上がらないものもあった。
大木になると、チェーンソーを使用して解体するのに相当時間がかかるのと、架線に引っかかっていた場合はき電停止など、余計時間がかかるんだよな。
今回は業者が伐採中だったというから、台風などの災害時に倒木しないように対策をとっている最中であったなら本末転倒だ。
写真は 胡麻油さん が撮影したものを使用しています。
では今日も安全運行でいきましょう!!
コメント