秋田臨海鉄道 除雪中に脱線事故!!

鉄道

1月4日午前6時半ころ、秋田市にある秋田臨海鉄道の踏切で、ディーゼル機関車が脱線する事故が発生しました。

[鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 2244 JR DE10-1000形 ディーゼル機関車(暖地型・JR貨物新更新車)

 

事故の概要

秋田市土崎港西1丁目にある秋田臨海鉄道の踏切をディーゼル機関車DE10が通過していたところ、氷に乗り上げて脱線したが、乗務していた機関士2人にけがなかったとのことです。

新年の最初となる貨物列車の運行が予定されていてその前に、秋田港駅から向浜駅に向けて除雪作業をしていました。

機関車は前の方の車輪が進行方向に向かって右側に脱線していて、線路の上には厚く雪が積もっていたということです。

機関車を復旧させる作業のため、踏切付近の県道はおよそ200メートルにわたって通行止めとなっていましたが、午後5時45分に解除されたとのことです。

秋田臨海鉄道とは

秋田港周辺で貨物専用列車を運行する県の第三セクターであるが、貨物の減少による収入減のため今年3月に会社は解散する予定です。

 秋田臨海鉄道は1970年4月に、秋田県や旧国鉄、周辺企業が出資して設立された鉄道で、秋田港駅を起点に、向浜駅を結ぶ「南線」と秋田北港駅までを結ぶ「北線」の2路線を保有しているが、北戦は2015年に運転を休止していたました。

まとめ

雪国の線路状況は詳しくは分からないのですが、圧雪は非常に硬くなるので何十トンもあるディーゼル機関車も乗り上げてしまうことは十分ありうると思います。

2014年の全国的な大雪で、EH200(通称ブルーサンダー)が山梨県の小淵沢駅で除雪中に雪に乗り上げて脱線したことを思い出しました。

自然には太刀打ちできないことを改めて感じたニュースでした。

写真はんだんださんさんの作品を使用しています。

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